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老舗のかおり

こんにちは。雑誌:池田です。

最近、広告やCMなどで「新創刊!」という文字を見たり音を聞いたりすると、
「む。いつ来るか!?」と身構えてしまう私。

職業病というかなんというか…。

そして、時をおかずにデータ部にやってくる雑誌を見て、
「あれ、このまえデータ作った気がするけど…?
って、テレビ見ながら頭の中でつい作っちゃっただけだった!」
のようなボケを密かにかましつつ、
親書誌を新しく作成していきます。

その際、「いかにも新雑誌だなあ」と思わせるのが、
270D:創刊年月日 というタグです。
その雑誌の第1号の発売日を西暦で入力するので、
ぴかぴかの新創刊だと、まさに今日の日付が入ったりするのです。
言ってみれば、雑誌の誕生日を記録しているわけですね。
ですから、反対に昔の年月日が入っていると、
その雑誌の長い歴史をしみじみ感じることも。

「長い歴史」で一番インパクトがあったのは、個人的にはこちら。↓
090520_1349~0001.jpg



高校の教室以来でその名を聞きました、「ホトトギス」。
文学史にくりこまれているかと思ったら、
まだまだ現役。しかも毎回ぶ厚い月刊誌。
すごいなあ・・・。

創刊年月日はというと…

270D : 1897.1.1

19世紀です。再び、すごいなあ・・・。

写真のお隣りは、同じ日にやってきた新創刊の雑誌。
創刊年月日は 270D : 2009.5.20
その差112年。先輩みたいに長生きする雑誌になるとよいですね。

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