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光る君に愛されたのは「藤壺」ですが…

本日は「週刊新刊全点案内」1626号の発行日です。
掲載件数は1536件でした。

7月の表紙はこちら。
ペンギンも日食観測?(注:太陽を直接見てはいけません)

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*こんな本がありました*

オンライン書店ビーケーワン:フジツボ 魅惑の足まねき
フジツボ 魅惑の足まねき
(岩波科学ライブラリー)
倉谷 うらら

岩波書店(2009.6)
発送可能時間

この本を見た日の会話

「今日、フジツボの本があったんだよね~」
「え~フジツボ?あの岩にびっしり付いてるヤツでしょ。キモチわる~い」

あまり評判がよくありません。

しかし研究者のコメントからは「可憐」「優雅」「チャーミング」等々。愛に満ち満ちています。かのダーウィンもハマったとか。
だいたい、あれは貝なの?動いたり歩いたりするのか?エサはどうやって採るのか?よく知りませんが、じつはわりと古くから人々に親しまれているのです。食用になる種もあるし、絵もいろいろと残っています。さきほどの会話で「フジツボ」と言ったとき、多くの人が思い浮かべるのは、あの源氏物語の藤壺の宮ではなく、生き物のほうではないでしょうか。なかなか奥深いです。

ご紹介した本には、フジツボ観察ガイドや、フジツボの体のしくみが理解できるペーパークラフトの型紙付き。夏休みの宿題に提出すれば、9月の教室で異彩を放つことまちがいなしです。

※型紙をそのまま切って使うのは無理なので
岩波書店webサイト内 本書紹介コーナーに、型紙がダウンロードできるリンクがあります。
この紹介コーナーがとても楽しいです。ぜひご覧ください。

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