本日発行の『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名とは、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
7月は10件新設しました。
その中にNDLSHから採用した「フィールドワーク」があります。今さらという感じではありますが、“野外や現地で、その地の実態に即した調査研究を行う”というもの。
個人的には「かんかん照りの中、ただひたすらに計測」「枯木立の間を淡々と印をうって歩く」などといった印象が浮かびます。調査・研究・作業内容はさまざまなれど、いずれにしても“厳しい気象条件のなか黙々と”という勝手なイメージ。実際には、初対面の大勢の人に囲まれたり、ひとりで資料を読み込んだり、いろいろな時間があるわけですが…。
いうなれば、日々囲まれている図書や資料はこんなフィールドワークの結晶のひとつ。
皆さんは“フィールドワーク”からどんな光景を思い浮かべますか?