こんにちは、典拠の田辺です。
暑いのが大の苦手なのですが、
梅雨明け以降でこれほどぐずぐずした天気が続くと、
さすがにうんざりです。
でも暑くなったらなったで、文句を言いそうですが。
さて前回、ちょっと変わった姓で読み方の難しい例をいくつか紹介しましたが、
もし、あんな難しい姓なのに
図書にルビがなかったらどうするのか?
と思った方もいらっしゃるのでは。
そんな時に私たちが頼りにしているのは
「日本姓氏大辞典」(1985年 角川書店発行)
表音編、表記編、解説編の3冊セットです。
表記編では漢字から引けるし、
表音編なら読み方からでも引けます。
読み方から引く必要なんてあるのか?
と思いがちですが、
わたしは「ウマカケバ」というカタカナで書かれた名前、
漢字はどう書くのか知りたくて
表音編で調べたことがあります。
載っていました。
「馬欠場」と書くようです。
さらには「タナカ」には
いくつの漢字があるのか?といったようことも調べられます。
答えは6種類でした。
(他中 多中 多名賀 田中 田仲 田半)
ローマ字で書くとTanakaしかないのに、
難しすぎるぞ、日本人の姓。