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ペットボトルの目録

目録のお仕事を始めて、もうすぐ1年になります。
毎日目録を作っていると、身近にあるこんなものも、あんなものも不思議と目録目線で目に入ってきます。

例えばペットボトルの成文表示のラベル。
・品名 紅茶飲料
 →ジャンル 
・原材料名 牛乳、砂糖、...
 →責任表示
・内容量 280ml
 →ページ数
・販売者 ○○株式会社
 →出版者

このインスピレーションが働いたら、もう止まりません。
ペットボトルのラベル全体を、図書の目録に全部当てはめはじめます。
「タイトルにあたるのはコレね」「この部分はシリーズかしら」とか、頭の中がフル回転です。

これも一種の職業病でしょうか。
でも電車の中など手持ち無沙汰なとき、意外と飽きずに時間が潰せます。(ペットボトルをじっと見つめすぎるとヘンな人ですが)
データ部の人たちは、少なからず共感してくれるはず。と思ってブログ記事を「職業病」で検索してみると......やっぱり皆さん、考えることは同じなのでした。

コメント (3)

原田淳子(新刊):

以前、国会図書館発行の冊子(タイトル何だったか?)を見ていたら、あるコラムに「カタロガーなら道端の石ころでも目録として記述する」とかいう文がありました。すごいプロ根性ですが、TRCデータ部も負けてませんね。

図書館退屈男:

> 例えばペットボトルの成文表示のラベル。

あ!すごくわかります。

ラベルの記載方法や品名は日本農林規格(JAS)で決まっているのですが、例えば缶コーヒー類は成分の比率の違いで
・乳飲料
・コーヒー飲料
・コーヒー
と品名の記述が変わったり、原材料名も原材料に占める重量の多い順に記載されていたりと、ルールがわかると目録ライクに見てしまいます。

あと、「うどん」「ひやむぎ」「そうめん」の違いは
http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/pdf/kijun_25.pdf
あたりをどうぞ。

新刊目録 大槻:

原田さん、コメントありがとうございます。

石ころの目録!考えたことがなかったです。
まだまだ修業が足りませんね(笑)


そして図書館退屈男さん、ご愛読いただきありがとうございます。
同意していただけて嬉しいです。

コーヒー類のお話は小耳に挟んだことがあったのですが、麺の方は初めて知りました。「そうめん」は、厳しい基準をクリアして「そうめん」と名乗れるのですね。

色々な商品に「品質表示」という目録があると思うと、面白いです。


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