月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。
今回は、「付属資料の著作権コード」についてお話しします。
最近はCD-ROMなどの付属資料が図書に付いているものが多くあります。
付属資料は図書と一緒に貸し出してよいの?と迷うかもしれません。
そんな時役立つのがこの「付属資料の著作権コード」です。
2002年3月、日本電子出版協会により、公共図書館におけるCD-ROM付き書籍・雑誌の「図書館館外貸出可否識別マーク」というものが発表されました。
いわゆる↓こちらのロゴマークのことです。
TRC MARCでは、このロゴマークが付いているものについて、
館外貸出可(ロゴマーク)
館外貸出不可(ロゴマーク)
という情報を入力しています。これが「付属資料の著作権コード」です。
また、こちらのロゴマークが付いていない場合でも、「図書館でのCD-ROMの貸出は~」などと文章で明記されている場合は、
館外貸出可(図書)
館外貸出不可(図書)
としています。ロゴマークか文書かで( )の中が違います。
付属資料付き図書の購入の際は、付属資料の著作権コードも確認してみて下さい。
なお、図書にロゴマークや文章での明記がない場合、付属資料の著作権コードの情報は入力していません。お手数ですが、図書館から直接出版者へご確認をお願いします。