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さよなら、さよなら、さよなら。

月末最終の月曜日はAV(録音・映像資料)の部ログdayです。
今月は何を書こうかな~。梅雨も明けたし、夏っぽく怪談?ボサノヴァ?沖縄民謡?などと考えていたのですが。
7月はこちらのDVDを紹介します。


【DVD】 甦る名調子!淀川長治クラシック名作映画解説全集Ⅰ~Ⅲ(10905387、10905388、10905389)

淀川長治といえば、言わずと知れた映画解説者ですね。頭の中に日曜洋画劇場での解説シーンが思い浮かんだ人も多いのでは。とはいえ典拠ファイルを見てみると、亡くなったのは1998年。もう10年以上も経つのでした。中高生にはピンとこなくても当たり前かもしれません。

映画を見るのが目的ながら、淀川さんの解説も面白かったなぁ。映画があまり面白くなかった時でも、そこを褒めるの?!というようなユニークな観点を見せられたりして。おじいちゃんなのに真面目一辺倒でなく、映画が大好きなんだろうなと感じられ、さらにあの独特な語り口で、2割位は映画の面白さがUPしたよう思います。確か亡くなる直前まで元気に仕事をされていて、その人生の終わり方も、かくありたいと思ったことを思い出しました。

その淀川長治の映画の解説ばかりを集めたDVDなのです。「メトロポリス」」「アンダルシアの犬」「ベン・ハー」「幌馬車」「嘆きの天使」「モロッコ」「道」「戦艦ポチョムキン」…もちろんチャップリン映画も数々。1巻に約40作品、特にクラシック名作映画の解説が集められています。こんなDVDはあまり他に例がないのではないでしょうか。解説書を読むだけでも、なんだかわくわくしてきます。


暑い毎日ですが、部屋で名画もいいですよねぇ。サスペンス映画をチョイスすれば、涼しさもUP!するかもしれないし。

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