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仮想と拡張の違い~新設件名のお知らせ2010年7月分~

本日発行の『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
7月は11件の件名を新設しました。
その中で今回紹介するのは「拡張現実」。タイトルではARと書かれたりしています。オーグメンテッドリアリティの略です。

オンライン書店ビーケーワン:AR−拡張現実
AR−拡張現実
(マイコミ新書)
小林 啓倫

毎日コミュニケーションズ(2010.7)
発送可能時間

どうしても新設件名というと新しい科学・技術を扱ったものが多いのですが難しいですね。コンピュータで映像、音声などを作成し、全くそこには存在しないものでも仮想的に体験させるバーチャルリアリティ(仮想現実)とは対をなす概念だそうです。実際存在するものに情報を追加して表示させることによりその存在をより明確に理解させようとする技術が拡張現実でしょうか。具体的にはSF映画で装着したメガネ状の装置を通してみると風景に温度とか色々な表示が示されるシーンがありますがあれがそうなんじゃないかと思います。
既に利用されているものとなりますと私の思いつくのは自動車のバックカメラ(バックモニター)に後退時のコースや先端の位置が示されるなんていうのぐらいなのですが技術はどんどん進歩していてなにやら凄いことが出来てしまっているようです。

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