襲名披露とかけまして その後 ~典拠のはなし~
春先に 三遊亭楽太郎さんが6代目円楽を襲名したことにちなんで少々お話をしました。
それは、今の円楽さんが書いた本が出たら、
① 「三遊亭円楽」で新たに典拠ファイルを作成。
統一形では 先代と区別できるよう「○代目」(これを世系といい
ます)という言葉で区別する
② その典拠ファイルと、これまでの名前「三遊亭楽太郎」の典拠ファイ
ルを相互参照にする
という仕事をする、という内容でした。(詳しくは こちら)
4ヶ月たちまして... やってきました、「6代目三遊亭円楽」の本。
さっそく①、②の仕事をしました。
漢字形 三遊亭/円楽
カナ形 サンユウテイ,エンラク
標目限定語(専門、世系等) 6代目
相互参照 三遊亭/楽太郎
TRCの図書館専用ポータルサイト「TOOLi」の典拠検索画面で、ぜひご覧ください。
それにしても、最初に書いた本が落語ではなく税金の本とは。
著者紹介をみますと「税の造詣も深く、国税庁長官より表彰を受ける」、
さらに「「笑いとストレス・スポーツと健康・食事法」の研究により1991年9月アメリカンM&N大学より 哲学・理学博士号を受位」などの略歴が。6代目は多才な方なのですね。
さて、この「○代目」という言葉でまず思い浮かぶのは、今回例にとった落語家、
あるいは歌舞伎俳優や能楽師など伝統芸能に携わる人の名前ではないでしょうか。
実は、それ以外にも世系で区別している人がいるのです。
