こんにちは。AS・野村です。
今回は最近扱った中国書のなかから、2007年刊行の「五十音図 -日本文化手冊-」を紹介します。
五十音図ですから、「相合傘」「合気道」「あぐら」「朝顔」にはじまり、「わさび」「和紙」「わび・さび」「わらべうた」まで、609項目が日本語と中国語(簡体字)で対照されています。
東京、栃木・日光、長野・軽井沢、など地名
(東京は、秋葉原・浅草・銀座・皇居・東京タワーが紹介され、日本を訪れる観光客の行き先を反映しているようです。ディズニーランドは「千葉・東京ディズニーランド」)
せんべい、そば、ところ天、など食べ物(「ところ天」は変換ミスではなく、目次本文通りです)
あやとり、かごめかごめ、酉の市、など民俗的なもの、
会社人間、金融ビッグバン、高度成長期、定年制の崩壊、日本的経営、バブル経済の崩壊、など社会・経済に関するもの
といった具合です。
編者の項目の選び方に特徴があり、興味深く見てしまいました。