「週刊新刊全点案内」1680号(8月10日発行)の掲載件数は1186件でした。
※本日8月17日は「週刊新刊全点案内」の発行を休ませていただきます。
1680号にはこんな本がありました。
「本をおすすめする」ことに関係のある人なら、手に取ってみたくなるのでは。
2006年に第1弾が出ています。
第2弾の今回は、著者がつけたポップの中から日本の小説に対するものを集めてあります。
正攻法、搦め手、とにかく読んで欲しいという気持ちをぶつける力技、反則ギリギリ(?)…ポップという「武器」を使い、あの手この手で「小説が売れない今」に挑む著者の熱闘の記録。
本の販売、展示紹介等の実務書として読めるのはもちろんですが、他にも色々なアプローチで楽しむことができます。
第1弾をブックガイドとして読んだ方もいらしたようですね。
私自身はポップ作品集として楽しんでしまいました。
実はポップが面白くて、本を手にとらずに延々とポップを見るだけでコーナーを一周してしまったことがある私です。
書店員さんたちのその本に対する思いが伝わってくるポップは見ていて飽きません。
「ポップを観賞して欲しいんではなくて、ポップをつけている本を手に取って欲しいんですけど」と嘆かれそうな気もしますが。すみません!
ポップの重要な構成要素であるコピーに実務的な面で関心のある方には、同じく1680号にこちらも掲載されています。