全国的にうらめしげに空を見上げる日が続いています。晴れるといえばぎらぎら照りつけ、降るといえばザーザー降り。
そういえば、TRCの本社がある都内では最近、雷が鳴りません。夏休みいえば雷! と思うのですが、遠くの空が一瞬白くなるだけで近寄る気配なし。このあたりは桑原もないので無いにこしたことはないのでしょうが…。
そういえば“くわばら”のように、自然のものを民間信仰や自然観としてとらえた本ってないのでしょうか。分類380〔風俗習慣.民俗学.民族学〕の棚を覗いてみましょう。(ちなみに、自然現象としての雷は分類451.77〔空中電気学〕。雷をさけたい場合は544.7〔避雷器.避雷針.消弧リアクトル〕のあたり)
“風俗習慣.民俗学.民族学”というととっつきにくい感じですが、けっこう身近な顔をもっています。
ホルモンってどんな国で食べられているの?と思ったら分類383.8〔飲食史〕(食べられるお店を知りたかったり、料理したかったりだったら596〔食品.料理〕のあたりですが)、アフリカのお祭りについて知りたかったら分類386〔年中行事.祭礼〕の近辺を見てみてください。
そして、もっと日常生活に密着して関係しそうなのが分類385〔通過儀礼.冠婚葬祭〕。いろいろな場面でのマナーや、ちょっとしたラッピングなど、「えーっと…」というときにそっと確認したくなるものが揃っているはずです。
さて、肝心の“民間信仰”は分類387〔民間信仰.迷信〕。たくさんの本が並んでいるかと思いますが、「もっと細かく!」と思ったら“件名”を組み合わせて探すこともできます。
ちなみに、件名“雷”もありますよ。