本日は「週刊新刊全点案内」1682号の発行日です。
掲載件数は1293件でした。
*こんな本がありました
「情報のデザイン」と聞いて、みなさん何を思い浮かべますか?
身近にあるものだと、道路標識や施設などの案内アイコン、緑色の非常口でおなじみのピクトグラムなどでしょうか。
ですが、上記のものたちはまだ序の口。世の中にはいろいろな情報が「デザイン」されているのですよ、と紹介しているのがこちらの本です。
“情報をわかりやすく伝えるためのコミュニケーションデザイン”を請け負う株式会社チューブグラフィックスが手がけた事例が、多数収録されています。
歯周病になっていく過程、交友録などの系図、地震と津波の年表…文章で書くとややこしくなってしまうものを、一目瞭然のフローチャートや図に見事に収められて(デザインされて)います。
こんなものも、あんなものも「デザイン」されているのね!と興味深いものばかりです。
カラーが豊富なので、写真集のように眺めているだけでも楽しそう。
デザインつながりでこんな本もご紹介。
舞台は市民ホール。訪れた家族が建物の中の「ユニバーサルデザイン」を見つけていきます。
「ユニバーサルデザイン」の言葉はよく聞くけど、実際どんなデザインが「ユニバーサル」なの?という疑問に、子どもの目線で答えています。
児童書ですが、中身を見てみると大人でも答えに詰まってしまう疑問が…。
「手すりの先が横や下に折れ曲がっているのはなぜ?」
「点字ブロックの形の意味は?」
などなど、お子さんと一緒に学んでみてはいかがでしょう。