新刊は日々出版されていますが、世の中の事件や流行などの影響で、突発的に多くなる分類というのが必ず存在します。
例えば、大河ドラマ。今年は「龍馬伝」でしたが、その影響で坂本龍馬の伝記や幕末関係の本が大量に出版されました。
坂本龍馬の個人伝記は分類289.1、幕末史だと210.58になります。
江戸時代は長いので、NDC(日本十進分類法)上では初期・中期・末期と3分割されているのですが、その中でも圧倒的に幕末史関係の本が多いです。
初期 210.52 700件
中期 210.55 263件
末期 210.58 2034件
(11月19日現在)
やっぱり、大きな戦争もなく平和だった江戸時代初~中期よりも、波瀾に富んだ幕末の方が人気があるんでしょうね。
今まで気づかなかったのですが、大河ドラマではかつて「竜馬がゆく」で坂本龍馬がすでに登場していたようです。
主演は北大路欣也。当時もやっぱり龍馬ブームになったんでしょうか?
来年の大河ドラマは「江~姫たちの戦国~」ということで、これから浅井三姉妹本が増えてきそうです。
やたらと「美人三姉妹」が強調されていて、「ホントに美人だったの…?」という疑問もありますが。