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きのこ文学!

本日は「週刊新刊全点案内」1696号の発行日です。
掲載点数は1585件でした。

今月の表紙はこちら。

p20101207.jpg

ろうそくが7本。
クリスマスまであと2週間半!


*こんな本がありました*

秋から冬は、きのこの季節。
このお仕事をしていると、「濃いな…」と思う本が多いジャンルが
いくつか見つかるのですが、
「きのこ本」もそのひとつではないかと思います。
きのこ図鑑や、きのこ本の書評など、常々すごいと思っていましたが、
そんなきのこ本に新ジャンルが?


オンライン書店ビーケーワン:きのこ文学名作選


濃いきのこ本を編集されている飯沢耕太郎さんによる、
「きのこ文学」のアンソロジーです。

装丁がとても凝っていて、
表紙のゴールド模様ひとつひとつは、
黒いカヴァーに切り抜かれた穴から本体の金色が覗いているもの。

本体ページは、小説一編ごとに紙の色や種類が変えてあり、
フォントの種類や組み方もそれぞれ全く違います。

装丁に圧倒されてしまいましたが、中身も濃いに違いありません!
(収録作品はこちら → 

 

きのこは普通にスーパーで買って食べますが、
きのこ狩りに行ったこともなければ、特に思い入れもない私。

最近は小説もあまり読まないので、
「きのこ文学」は?と聞かれても、
「「ごんぎつね」ってお詫びに松茸くれたっけ…」ぐらいしか
出てこないのが残念です。
世の読書家なら、どんな「きのこ文学」を選ぶんでしょうね。

コメント (2)

苦沙弥:

ふと、宮澤賢治の「さるのこしかけ」という童話を思い出しましたが、こちらには違う作品が収録されているんですね。(あれはサルノコシカケという「キノコ」よりは、「サル」を中心に描かれていましたし。個人的にはちょっとトラウマ受けた…。)

ところで、こちらも、ふっと思ったのですが。

>装丁がとても凝っていて、
>表紙のゴールド模様ひとつひとつは、
>黒いカヴァーに切り抜かれた穴から本体の金色が覗いているもの。

これ、まさか、「菌」→「金」って洒落…な、ワケないですよね(爆)。


―久しぶりにお邪魔して失礼いたしました(汗)。

新刊目録 藤澤:

苦沙弥さま

コメントありがとうございます。
宮沢賢治のその作品は、はじめて知りました。
トラウマ…という言葉が気になって、読んでみましたが
読みながらちょっと嫌な感じになる話ですね(笑)
タイトルはかわいいのに。

「菌」→「金」とは気づかなかった!
言われてみると、暗闇で光るキノコとか胞子の
イメージかもしれませんね。

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