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ナヌムの家

今年も残すところあと4日!
夏が長かったせいか、本当に年後半は猛スピードだった気がします。


AV(映像・録音資料)として今年を締めくくるような…と考えてみたものの、結局ピンポイントな内容なのですが、今月印象に残ったのはこの商品です。


「ナヌムの家」 (10909004)

タイトルだけでは分かりにくいので、内容紹介文も。

「「ナヌムの家」で共同生活を送る元従軍慰安婦の女性たちは、重い過去を背負いながら、支えあって「いま」を生きている。若き女性監督が、彼女たちの心のつぶやき、語り尽くせぬ数奇な人生を映し出すドキュメンタリー。」


従軍慰安婦、強制労働、中国残留孤児。子供の頃にニュースでよく聞いた言葉です。泣いたり、抱き合ったり、訴えている年配の方々の映像を見て、この人たちは何なのかと親に聞いた覚えがあります。しかしすっかり時が経ち、そんな言葉も久しく聞かなくなりました。

韓国ブームがやってきて、ドラマも歌も日本に入ってくることがすっかり定着。私が住んでいる地区には在日韓国人の人が多く、保育園にもパクさんやチェさん、日本名だけどお母さんは韓国人なんて人が結構いますが、全く違和感を感じません。

でも、本当にちょっと前、祖父母の時代に戦争があって、家族がバラバラになったり、何も悪いことをしていないのに虐げられたり、大人になるかならないかの年に死んでしまう人がいたのです。
私もまったく戦争を知らない世代で、ろくに知識もありませんが、昨今の暗いニュースの数々を耳にするたび、「平和ボケなんだろうな」と思います。
勿論、また戦争が起こればいいなんて100%思いませんが、忙しいと些細なことで悩む暇もないように、いつ死ぬか分からない時代なら、一生懸命生きざるを得なくなるのでは。ものがない時代なら、エコだなんだと言わなくても、長く大事に使うようになるのでは。
平和ボケの一員として、「はっ」と気付かされ、また考えさせられたDVDでした。


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