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「つかへい腹黒日記」-わたしの思い出の本

こんにちは。データ部分類/件名の豊田です。
昨日に続き、思い出の一冊を紹介したいと思います。

昨年亡くなった、劇作家・演出家つかこうへいの「つかへい腹黒日記」です。
父親に連れられて、小学生の頃に初めて「熱海殺人事件」を見たときには、まったくその内容が理解できなかったものですが(当たり前…)、高校時代につかさんの著作を読んでから、すっかり夢中になってしまいました。
 
「つかへい腹黒日記」は、形式的にはエッセイという触れ込みですが、虚実入り混じった文章といい、ダンディズム溢れる生き様といい、エッセイという範疇には収まらない独特の世界観に、強烈に惹きつけられます。

正直、いまだにつかさんの死が信じられない自分がいます。
もしかしたら、亡くなったというニュースはつかさんの一世一代の大芝居で、右往左往している私たちをどこかで笑いながら眺めているんじゃないかと、そんな気がしてならないのです。

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