こちらの本、題名を忘れていたのですが国際子ども図書館に行った際、
ふと気になって調べていただいたことがあります。
作者名もわからず確かバスの回数券が出てきたという内容と、いつごろ読んだものであるかを手がかりに探していただき
題名が判明したと記憶しています(だいぶ前のことなので)
なぜこの本が今も印象に残っているのか?
友達に何かおもしろい本がないかと聞かれてこちらの本を薦めた覚えがあります。
この本は今まで読んでいたものと何かちがっていたのです。
少女はお母さんのお古のコートのポケットに入っていた回数券で別の場所へと運ばれます。
そしてこの体験を通して表面とはちがったものの見方を手に入れるといったことだったと思います。
最初はモノトーンで始まるのですが、読後は主人公の少女とともに成長したような晴れやかな気持ちになったような。
でもこれは現在の私の後付けかもしれません。
小学校4年生くらいでしたが、私も当時バスに乗って通学していたのと重なり学校以外のところに行けたらおもしろいなと、それくらいのことかも。
記憶の引き出しは自分のものながら時にあやふやだったりしませんか。