データ部ログではここ数ヶ月、「私の思い出の本」をアップしてきました。
感動した本や、何度も読み返した本が中心ですが、でも、本ってその他に、怖すぎて忘れられなかったり、見るのも触るのも嫌!というようなジャンルもありますよね?
ということで、忘れられない「「裏」思い出の本」は?とメンバーにアンケートをとってみました。
たくさん集まりましたので、2回に分けてご紹介します。
「「モチモチの木」。怖くて、夜にトイレに行けなくなった」
「「かたあしだちょうのエルフ」。小学1年生の時、初めて学校の図書室で読んだ本。号泣してしまったので、担任の先生がびっくりしてとんできて、なぐさめてくれた思い出が(笑)。だちょうの「自己犠牲」にうちのめされました。今思えば、この本のおかげで図書室が好きになり、今の仕事につながっているのかも」
「エルフ」は、他にも「号泣した」「感動した」という人が何人も。一方、あの切り絵調の挿絵が怖くて感動どころではなかった…という声もあり。
私も、藤城清治の影絵こびとが、どうしても悪い奴にしか見えなかったので、切り絵タッチの絵が怖い気持ちはわかります。子どもと大人の絵の感じ方ってかなり違うんでしょうね。
「「スガンさんのやぎ」。かなしい気持ちになるので苦手だった。大して読んでないはずなのに忘れられない」
「「アカネちゃんとお客さんのパパ」。なんでパパがお客さんなのか当時理解できず、なのになんかくらーい空気を感じて怖かった」
よくわからないけど他と違う空気がひっかかる…という本もありますね。
こちらの本は、子ども向けだからと暗い部分を引っ込めていないから印象に残るのか?
「バーネットの「秘密の花園」。今あらすじを読むと名作なのですが、親に放っておかれる少女、両親がコレラで死ぬ、一人ぼっちになる、引き取られる…という設定がもう怖くてたまらず、母親に本屋に返品しに行ってもらいました。本が家にあること自体が怖くて…。「開かずの間」が出てきたと思うのですが、その正体しれない感じがもう限界でした」
これは強烈!
来週も、色々な忘れられない本をご紹介します。