わたしの思い出の本~誰だハックにいちゃもんつけるのは~
データ部新刊目録 大谷です。
本日ご紹介するのはこちら。
「誰だ ハックにいちゃもんつけるのは」
大学の図書館学の講座で、先生に「読んでおきなさい」と言われました。
集英社の「コバルトシリーズ」は当時も中高生向けの人気シリーズ。大学生はもう卒業よね、というイメージ。まさか、このような硬派な作品が混じっていようとは。
アメリカの高校を舞台に、「ハックルベリー・フィンの冒険」を図書館に置くべきか?という論争が、さまざまな立場の人たちの間で繰り広げられるお話です。
ちょっと重たそうですが、これが、少女マンガ風のかわいらしい挿絵、魅力的な登場人物、ノリのよい会話。「誰かを傷つけない本なんか、1冊だってないんです」なんて印象的なセリフがポンポン飛び出し、ハックの運命やいかに?ドキドキしながら一気に読んでしまいます。
先生オススメの本なので、司書の必読書なのかと思っていましたが、今はどうなのでしょう? 気がついたらけっこう古いせいか、もし、この本をぜひ読みたい!という気持ちを持った方は、ちょっと気合を入れて探さないといけないようです。当時は、地元のちょっと大きい書店に行けば買えたのですけど。