わたしの思い出の本~九月姫とウグイス~
わたしの思い出の本はこの本です。
この本は自分で選んだわけでも親が買ってくれたわけでもなく
我が家にあったのですが、
その理由は年の離れた従姉妹からのもらいものだったからです。
洋服やらオルガンやらいろいろお下がりをもらっていたのですが、
この本もお下がりのひとつでした。
子どもが見るには(というか当時の私には)エキゾチックな挿絵が、
ずっと心に引っかかっていました。
実家のどこかにはあるはずでしたが
引越しの時にどこかに紛れてしまい探しようもなく、
だいぶ古い発行のもので手に入るものでもないし・・・
とあきらめていたらなんと、
再版されていたのに気が付いて
思い切って買ってしまいました。
作者名を見てみたらなんと、
サマセット・モームとあるではありませんか。
え、あの作家の?とびっくりです。
絵が主体の本ではないので
そんなに小さい頃読んではいないはずですが、
全く覚えていませんでした。
「エキゾチックな挿絵」と思っていた絵の作者が日本人だったと言う、
いい加減な記憶に苦笑いです。
読み返してみて、
ずっと忘れられなかった理由がわかりました。
ある理由で性格がいびつになってしまった一月姫から八月姫が
不機嫌そうな顔でお嫁に行く絵が妙に印象的だったからでした。
(変な理由ですね。)
紅茶を1ポンドとシャム猫が持参金(?)なのですが、
子ども心に変なものを持っていくんだなあと不思議でした。
