こんにちは。
ASの横山です。
ちらほらと資料のデジタル化のご相談をいただきます。
画像データ作成とそれに伴って書誌にあたるデータの作成も発生することがあり、ASが関わるのは後者の方です。
画像データ化は、貴重であったり状態の維持が危ぶまれる資料の「保存」と、その一方で「活用」という相反する目的の解決策の1つだと思います。
実際私が伺ったデジタル化のご相談は、昭和初期の写真や古文書、昔の新聞の全ページ分などなど、どれもなるほどなあと思われる資料類ですが、先日意外な資料のご依頼がありました。
昭和20年代の電話帳です。
昨今の年金問題で、自分がその当時働いていた会社を調べたいという人が利用しに来るのだそうです。
ただ、電話帳自体元々保存を目的に作られおらず、ましてや時代的にも紙質も良くないため、劣化もひどくなっています。
そこで、デジタル化急務!となったとのこと。
デジタル化の重要性もさることながら、図書館の役割を改めて発見した気がします。