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TRC MARCと装備の関係その2

こんにちは。工場担当・仕様書係の柴田です。「物流管理部」からのデータ部ログ第6回目。仕様書係の仕事をベースに「TRC MARCと装備の関係」をお送りします。


旧志木工場、現在の新座工場の新装備システムをフルコースに例えると、一皿一皿に当たるのがスペックと呼ばれる簡易プログラム。仕様書係の大事な仕事のひとつは、このスペックを組む事です。


まずは全ての基礎となる請求記号スペック。各図書館毎の仕様内容を「○○という条件の時、結果を△△とする」という形でプログラムに落とし込んでいきます。
原則を組んだ後で例外をひとつひとつ設定していくので、多い時には300行にも渡る請求記号スペックを組むことも。1行1行の順番にも意味があり、より狭い範囲の条件文ほど後ろにもっていかなければなりません。
こうして出来上がった請求記号は、お届けするデータ[→新規購入図書MARC]に反映されます。また、原簿の請求記号欄にも記載されています。

img7234.jpg
(※画面コピーをExcelに貼り付けてあります)


このスペックは通常TRC MARCの分類・図書記号・巻冊記号から作成しています。そのほかに小学校初級・中級・上級といった「利用対象」や、本の大きさを元にスペックを組んで請求記号に反映させることも可能です。

例えば「大きい本には別置『O』を付けて欲しい」というご要望も、縦の大きさや時には横の大きさがTRC MARCに入力されているからこそ可能なこと。「□□cm以上を対象とする」と具体的に指示を頂ければ、早急に取り掛かります。ご用命は、志木お客さま係まで!

(明日の記事に続く)

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