子どもの頃の思い出の本として真っ先に思いついた1冊が「うたうせんめんき」です。
洗面器が歌う?!
今思うと不思議なタイトルですが・・・。
主人公の女の子が洗面器とおしゃべりできるようになって、女の子が熱を出したときにその洗面器は氷なんかなくてもタオルを絞るために張られた水を一生懸命冷やす・・・というシーンが印象的でした。
最後は洗面器の底にヒビが入ってしまい、新しい洗面器がやってきて・・・という展開なのですが、それはもう何度も読み返し、そのたびに最後に洗面器が歌いながら飛んでいってしまうシーンで号泣していた記憶があります。
一度愛着がわいたものは手放せず、断捨離できない今の私の起源がこの本にあるような(笑)
ところで、思い出の本としてこちらをご紹介しようかな、と迷った絵本があります。
「ムスティ」って知っていますか?
有名なあのうさぎによく似ている気がしないでもないですが、ムスティはネコの男の子です。
シリーズで実家にありよく読んでいましたが、中でも「ムスティどうぶつえんへいく」が大好きでした。
今、汽車ぽっぽ好きな息子に読んであげたいのはこれ。
そんなムスティ、上で紹介した「うたうせんめんき」の作者の上崎美恵子さんが文を書いてらっしゃるシリーズ(ムスティおはなし絵本)があることも判明!
思いがけないつながりの発見。
みなさんも、昔の思い出の本検索してみると面白いことを見つけられるかもしれません。