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マンガ図書室の思い出

こんにちは。データ部 分類/件名の豊田です。
先週に続き、図書館にまつわる思い出など。
といっても、図書館ではなくて図書室?
それも学校のではなく、児童館の図書室の思い出です。

普段は習い事があったり、友達と遊んだり、というごく普通の小学生ライフを送っていたんですが、ふいに一人っきりで放課後を過ごさないといけない、という日があると、よくこの児童館に出かけていました。
指導員の方が工作や手芸などを教えてくれたりすることもあったのですが、私の一番の目当ては図書室、それも図書室に置いてあるマンガ!でした。

なぜかはわかりませんが、ここの図書室はほぼマンガで占められていて、しかも子ども向けにしては、かなりマニアックな品揃えでした。
「マカロニほうれん荘」とか「750ライダー」とか「風と木の詩」とか...。
「風と木の詩」は、うっかりページを開いてしまい、「これは子どもが読んじゃいけないマンガだ!」と本能的に察知し、罪悪感に苛まれた記憶が。
あれはいったい、誰の趣味だったんだろう...?

一番お気に入りだったのは「ベルサイユのばら」と「サイボーグ009」。
あと、「由似へ」という、母親が病弱で子どもの由似がまだ小さいときに亡くなってしまい、誕生日ごとに読めるように手紙を残していく...というマンガが強烈に忘れられないのですが、その後出会う機会もなく。
そこの児童館は今も健在のはずなので、図書室に行ったらまだそのマンガが残っているかも...と時々思いを馳せてみるのでした。

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