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「海へ出るつもりじゃなかった」~わたしの思い出の本

こんにちは。新刊目録の望月です。

思い出の本と書きましたが、実はこの本読んでいません。
読んでいないというか、読めなかったというか...。

海へ出るつもりじゃなかった

アーサー・ランサム(作),神宮輝夫(訳)
岩波書店(1979)


この本はヨットのマークが印象的な「アーサー・ランサム全集」の7巻目です。中学生のころ、シリーズ物を読破することにはまっていて全12巻のこのシリーズを読み始めたのですが、学校の図書室で第1巻を手に取ったときから気にはなっていたのです。整然と並べられた本の中、ぽっかり空いたスペースがあることが。

最初は誰かに貸し出し中なのかな、と思ってました。なので気にせず読み進めていったのですが、いつまでたっても返ってくる気配はなし。
6巻を読み終えるころになってもスペースは空いたままだったので、仕方なく飛ばして次の8巻を読み始めましたが、「全巻」読みたかったのに、なんで無いの?という思いは消えぬまま。くやしい思い出の本です。

今だったら地域の図書館で7巻だけ借りることもできるのでしょうが、やっぱり読むんだったら最初から最後まで「全巻」読み通したくって、でも12巻を没頭して読むだけの気力・体力があるかどうか。なかなか踏ん切りがつきません。


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