表紙はシンプルですが
図書館蔵書ではお馴染み、日本各地の遺跡を調査した「発掘調査報告書」日本中に知られざる遺跡が数多くあること、図書館蔵書の一員となり知った次第です。道路の拡張、鉄道の敷設、建造物の施工前の調査などで発見されるケースが多いようです。
先日、作成したデータで目録作成者として強烈なものがありました。
1冊に29もの遺跡がまとめられたものです(遺跡には何次にも亘り調査されるものもあるので、共通する遺跡名もありましたが)
そうなるとヨミを入力するにも気合が入ります。その29の遺跡に付したヨミは554字にもなりました。
地名は参考資料で必ず調査します。遺跡名には字名が付いていることが結構あり、初めて目にする地名がほとんどです。とある県では私の苗字と同じ字名を発見しました。
なぜか「発掘調査報告書」は表紙が白色のものが多い傾向です。
表紙はシンプルだけど中身は濃厚。表紙が白の資料がまとまってあるのを見ると、気が引き締まる今日この頃です。