« かるがもそのご | メイン | マリー・アントアネットとジャン・ジャック・ルソーの意外な共通点 »

大長編の想い出。

何か本の想い出を...、ということで、季節は夏。
ながーーーーい休みを満喫していたあの頃、大長編を読んだなあ。


中学生のころ、最初に読んだ大人っぽい長編小説は、「風と共に去りぬ」。
面白かったのと、読みきったことの嬉しさが記憶に残る。


高校生になって、夏期講習の行き帰りに吉川英治の「三国志」を読破。
女子校だったけど、まわりもけっこう読んでいて、
このキャラが好きだとかいう話で盛り上がったり...。


2年生のときは橋本治の「桃尻娘」シリーズ。
図書館で彼の編み物の本を発見して、多才ぶりに驚く。


友人が貸してくれた「グイン・サーガ」、
卒業して友と別れてからは、図書館で借りてたが、いつしか足も遠のき...、
十数年後に職場で続きが読めたときは、感動。
(あらすじ紹介のとこだけだけど)


荒俣宏の「帝都物語」全12巻は、映画を見てすぐに全巻買ったものの途中ザセツ。
10年以上たって、ふと通勤中に読み始めたら、すごい面白さ!!!
えーっ、なんで角川の社長がでてくるの?
電車の中で叫びだしそうになることもしばしば。


海外制作のテレビドラマ「パルムの僧院」を見て、
美しく華麗な映像に感動し、岩波文庫に挑戦。
自分とはかけ離れた、理解しがたい人物ばかりなのに、
すらすら読めたのはなぜだろう?


もう何年も大長編など読んでいなかったが、
今年の2月に「カラマーゾフの兄弟」に取り掛かった。
「カラマーゾフの兄弟」をテーマにした、
パントマイムとダンスを融合させたような作品を見るために。
あの大長編を90分に濃縮編集した、見事な舞台だった。

見る前に読破の予定が間に合わず。大審問官のところまで...。
思った以上に面白いのだが、その後、忙しさにかまけて読めず。
お盆休みでの再開を期す!!

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク