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林檎1周忌

2011年10月5日にスティーブ・ジョブズ氏が逝去されてからちょうど1年が経ちました。
去る2012年9月21日にはiPhone 5が発売され大きなニュースになるなど、ジョブズ氏の他界後もアップル社は変わらず巷間を賑わせておりますが、ジョブズ氏はどのような心境で眺めているでしょうか...

さて、私にはジョブズ氏に心境を尋ねたいことがもう一つあります。
それは、異国・異教・異言語の地、日本でのジョブズ氏に関する出版点数の増加についてです。

TRC MARCの個人件名Jobs,Steveの本の総点数は75件。
2011年10月5日以降にTRCデータ部に見本が入荷した、個人件名Jobs,Steveの本の点数は39冊。
実に半分以上のジョブズ氏に関する本がこの1年に出版されたことになります。
アップルコンピュータの設立が1977年、アップルコンピュータの株式公開が1980年ですから、この1年間の熱狂ぶりを感じていただけるかと思います。

ちなみに、この1年に出版された39冊の中には児童書が4点含まれています。
では、ジョブズ氏について記述がある児童書はこの4点だけかというと、そんなことはありません。
学習件名「スティーブ・ジョブズ」があるのでそれで検索してみると、7件ヒットしました。
これは個人件名が入るような本、つまりその本全体でジョブズ氏について語った本以外に、ジョブズ氏について1ページ以上取り上げた児童書が3冊あったということになります。
どんな本の中で取り上げられているのかを見てみると、情報産業についての本が1冊、子供向けのニュースの本が2冊でした。
ニュース年鑑 2012 巻頭特集2011.3.11東日本大震災

池上 彰(監修)
ポプラ社 (2012.2)

ニュースの本で取り上げられているというのも、ジョブズ氏の存在感の大きさを物語っていますね...

現状をジョブズ氏は「ブームに過ぎないよ」と笑っておられるのでしょうか?
あるいは「私が歴史になっていく過程さ」と言っておられるのでしょうか?
それとも...

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