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涙なしには


こんにちは 図書館蔵書 渡辺です。

何度見ても最終回は泣けてしまうアニメ「フランダースの犬」。
その原作が図書館蔵書にきました。

なんと9冊も!

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子ども向けのシリーズから文庫まで、出版者も訳者もいろいろ。
一番古いものは大正14年の発行です。
恥ずかしながら私は、アニメでしか知らなかったので
こんなに昔から有名なお話だったのね、とびっくり。


あとがきには、原作者ウィーダの経歴が書かれていました。
 犬をとても愛し、晩年にはたくさんの犬猫に囲まれて暮らし
 わずかの年金も犬猫の食料となり経済的にもきびしく
 まずしいままさびしくしその生涯を終わりました

思わずアニメのラストシーンが思い浮かび、涙が出そうになりました。

コメント (2)

新刊目録 大谷:

お話に出てくる「ルーベンスの絵」。いったいどんな絵なのか?ものすごく気になりました。(ネロ少年がその絵をどんなに見たかったか、切実に描写されていたので)

しかしそういったことを自分で調べるという発想が当時はまったくなく…大人になってから、美術関係の記事で初めて知りました。

今のお子さんたちは図書館やネットですぐ調べるのでしょうね。

図書館蔵書 渡辺:

大谷さま
コメントをありがとうございます。
私は「ルーベンスの絵」が実際にあるとは考えてもみず、大人になってからその事を知りました。
当時は、どうしたらネロのような大人っぽい絵が描けるようになるんだろうかと、図工の時などに思っていました。


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