先日ミュージカル版の「ロミオ&ジュリエット」を観る機会がありました。
感想はいろいろありましたが、一番に思ったのは、場所は違えど、「ウエスト・サイド・ストーリー」と同じだと思ったこと。
もちろん、本当は逆で、「ロミオとジュリエット」⇒「ウェスト・サイド・ストーリー」ですよね。でも、「ウエスト・サイド・ストーリー」は、映画版も舞台版もそれほど印象深い作品でした。
ところで、「ウエスト・サイド・ストーリー」の作曲者といったら、指揮者でもあるバーンスタイン。
彼は、いろんな曲を指揮していますが、最近入力した中にこんなDVDがありました。
バーンスタインが、1984年にドイツの世界遺産オットーボイレン大聖堂バジリカ教会において指揮した、バイエルン放送交響楽団&合唱団演奏「J.ハイドン:ミサ曲第7番ハ長調 戦時のミサ」の映像のDVDと、手塚治虫が、1974年に発表した、バーンスタインが実名で登場するコミック「雨のコンダクター」のブックレットが付録としてつけられたもの。
この「雨のコンダクター」は、1973年、ワシントンで開かれたニクソン大統領の就任記念演奏会の同時刻に、ワシントン大聖堂でバーンスタインが催したベトナム反戦コンサートのことを描いた漫画だそうです。このコンサートで演奏されたのも「J.ハイドン:ミサ曲第7番 ハ長調戦時のミサ」。だからこそのこのセットなんですね。
雨のコンダクターだけならば、
手塚治虫マンガ音楽館 にも収録されています。(収録作品一覧をごらんください)
しかし、音楽関係についてもこれだけ書ける手塚治虫もすごいです。