本日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
1月は5件の件名を新設しました。
その中に"サウンドスケープ"があります。
"環境の音全体を風景としてとらえる概念"というなんとも言葉では表現しにくいものです。こういう内容を本として文章中心にまとめることからしてすごいことですが、それはさておき。
では、TRCデータ部があるフロアの"音"は? キーボードを打つ、プリントアウト、紙をめくる、ブックトラックを移動する、シャッターを切る(書影の撮影ですね)、電話、あちらこちらで相談事...と、他の仕事場とも変わらない気がするのですが、見学にいらしたお客さまがよくおっしゃるのが「静かですね~」。
「いやいや。今はお客さまがいらっしゃっているのでちょっとお行儀よくしているのです」というところなのですが...。
虫の音ひとつとっても、風情があると聞くか、騒音と聞くか、文化や環境による違いは大きいものです。
皆さんの仕事場はどんな音がしていますか?