本日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
2月は8件の件名を新設しました。
その中に「三次元計測」という件名があります。
いきなり'次元'とか...と若干逃げ腰になりつつ、その概念を見てみたところ、"部品などの形状を三次元的に測ること"との事。
あ、三次元って立体のことですね。
この件名が付与された図書を見てみると昔は写真を使っていて、
写真による三次元測定 応用写真測量
共立出版(1983.6)
今は光がメインなのかな。
最新光三次元計測
朝倉書店(2006.11)
と思って調べてみたら、他にも実際に触る方法や、光だけでなく電波や音波を照射する方法があるようです。
なるほど。三次元の計測は多くの方法が確立されているんですね。
それにしても「三次元計測」。単語の響きが何かかっこいい...そのうち過去や未来が計測できる'四次元計測'も出来ないかな、なんてSF的妄想をしてしまいました。