こんにちは。データぶー子です。
いま、ぶー子がいるのは東京都文京区の図書館流通センター本社の2階入り口。今日はワタクシが常日頃(こっそり)見守り続けている「データ部」についてご紹介しちゃいます。
実はデータ部は中で複数の部署に分かれています。
「新刊目録」
「分類/件名」
「典拠」
「内容・目次・雑誌」
「図書館蔵書」
「AV」
「AS(学術情報ソリューション)」
以上7つのチームです。
データ部は、社員・パートさんあわせて150名強のメンバーが働いていて、とっても大所帯なんです。
(圧倒的に女性の割合が多いのよね。なぜかしら!)
ちょっと仕事場を覗いてみましょうか♪
わー。静か・・・。
みんな集中して作業しているからでしょうか、話し声よりキーボードやプリンターの音が目立つくらい。部外者はちょっと入りにくい雰囲気かも?
いえいえ見学者は大歓迎。
かまわず順を追って見ていきましょう~。
まずは、新刊図書のMARCを作成している「新刊目録」。
入力に校正に、厳しい目が光ります。
TRC MARCはすべて現物からデータを作成しています。
棚に並んでいるのが、これからMARCを作成する本たち。
ICタグを挟んで管理しています。
一冊一冊デジカメで「週刊新刊全点案内」等に掲載する図書の表紙を撮影もしています。
続いて「分類/件名」。
図書に分類・件名のほか、ジャンル、学習件名等も付与しています。
分類作業のパートナー、「日本十進分類法(NDC)」も大活躍です。
こちらは「典拠」。
ここでは、著者名(人名・団体名)典拠ファイルの管理を行っています。
棚には著者についての調査に必要な参考資料がずらっと。
お次は「内容・目次・雑誌」部署。
わ、いろんな雑誌がある!
ここでは部署名どおり、1つ1つの著作(内容細目)が検索できる「内容細目ファイル」、目次から検索できる「目次情報ファイル」(一部の図書のみ作成)、そして雑誌データを作っていますが、それ以外に「週刊新刊全点案内」非掲載の図書のMARCも担当しています。
ところで。
それぞれの部署は全然、関係ない作業をしているようですが、実は密接につながっています。
新刊書を例にすると、
「新刊目録」で受付→「分類/件名」で分類と件名を付与→「内容・目次・雑誌」で内容細目ファイルを作成→「典拠」で典拠ファイルを作成→「新刊目録」に戻ってMARC入力→完成!
こんな風に各部署をまわってMARCは作られているのです。(ものによっては、ない作業もありますケド)
データ部紹介、ここまで半分。
続きは今週木曜日にお送りいたします!