本日は「週刊新刊全点案内」1811号の発行日です。
掲載件数は1635件でした。
「表紙のきょ、巨大ネズミ?と目があってしまった!」と目録作業中の私をドキドキさせてくれたこちらの一冊。
「標本の本」
標本といえば「学校の理科室にあったな、でも実はちゃんと見たことないな。」という程度の認識の私。
が、ページをめくるほどに、標本ワールドも面白そうという気持ちに。
いわゆる学問的なテキストや、雑学的なおもしろ生物紹介の本とも少し違う切り口で、京都大学総合博物館のコレクションのうち自然史に関わる部分が紹介されています。
しかし、
「この標本群の目録が見てみたい。どう整理しているのかしら。」
「このラベルの"Date大正?年12月"ってどういうことですか!困るわー。それとも生物学的には年より採取のシーズンが大事ということなの?」
などと思ってしまうのは完全に目録づくりの職業病です・・・。
それにしても1811号にはなかなかに表紙にインパクトのある生きものの本が揃っておりました。
こんなものや
「カエル 嫌われ者たちのララバイ」
こんなものも
「ふしぎな深海魚図鑑 太平洋をわたってみよう」
「ふしぎな深海魚図鑑 世界でいちばん深い海」