ご当地キャラがいっぱい~分類/件名のおはなし・44~
先日の「ご当地キャラ総選挙 2013」では、「ふなっしー」という船橋市非公認のご当地キャラが1位になったそうで、テレビに出演しているのを見かけました。お盆に帰省した際には、実家のある自治体にも「きんたくん」というご当地キャラがいるのを知りました。今や地元にはいるのが当たり前くらいの「ご当地キャラ」「ゆるキャラ」で、関連本もいろいろと刊行されています。
TRC MARCでは、どういう分類件名を付与しているかといいますと-。
地域振興、まちおこしを目的としたシンボルキャラクターということで、601「産業政策・行政.総合開発」という分類を付与することが多いです。この分類は、「*地理区分」という注記がありますので、601の後に、「補助表」の「地理区分」を付加することができます。
この分類では、件名は、第1件名「地域開発」、第2件名以降に「キャラクター」を付与しています。
「全国ご当地キャラ大図鑑」のように、日本全国のご当地キャラを紹介したものは、601.1(4桁めの1は地理区分で日本を表します)。
「くまモン、どこ行くの?」や「いまバリィさんぽ」のように、キャラの出てくる地域の観光写真集のようなものも刊行されています。これらの分類は、それぞれ、291.94(件名は「熊本県-写真集」)、291.83(件名は「今治市-写真集」)です。
ちなみに、私のお気に入りのご当地キャラは、目下のところ、群馬県のマスコットキャラクター、かわいらしさの王道を行く「ぐんまちゃん」です(群馬県のアンテナショップが新しく開場した歌舞伎座のすぐ近くにあります)。「ぐんまちゃん」についても、「ぐんまちゃんとお散歩」という群馬県の紹介写真集が刊行されました。
これまで、群馬県とはほとんどご縁がなかったのですが、「ぐんまちゃん」のおかげで、ちょっとお近づきになれたような気がしています。こんなところが、「ご当地キャラ」「ゆるキャラ」の効果なのでしょうね。