« OSTって...何? | メイン | きょうのデータ部☆(1/29) »

強烈な歴史に学ぼう!

きょうは「週刊新刊全点案内」1850号の発行日です。
掲載件数は1348件でした。

* こんな本がありました*

「最悪」の医療の歴史」

ネイサン・ベロフスキー(著)
原書房(2014.1)

「最悪」の法律の歴史」

ネイサン・ベロフスキー(著)
原書房(2014.1)

MARC作成が終わった図書の並ぶ本棚の前で思わず足を止めました。
ぶあつい「最悪」が強力に目を引きます。

見世物と化した公開解剖、
戦いで刺さった矢はハンマーで叩いて抜く、
貧血患者に瀉血をほどこす...。

臆病な人を驚かせたら罰金、
女が男を殴ったら拷問、男が女を殴ってもOK、
飼い犬を一日三回以上散歩させないと罰金...。

今ではまったく誤った、恐ろしい暴力であるような「治療」、
笑っちゃうような悪法、珍法の数々があげられています。
人間社会の常識・非常識、合理・不合理、科学的・非科学的は、
こんなにもテキトーなものなのか?
現代の常識や科学だってあやしいものかも...、
とゆさぶりをかけられた気分です。

著者はニューヨークの弁護士。
今後も「最悪」な歴史を書き続けるのでしょうか?


さて、今日はもうひとつお知らせ。
1月27日(月)~29日(水)の3日間、当社のホールにて、
TRC東京文化祭」が開催されております。
研修の一環として初の試みとのことですが、楽しく盛り上がっている様子です。

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク