8月の木曜日は、データ部員による川柳をご紹介しています。
最終回の今回は、「職場の外編」。職場を離れても、データ部の目録魂は発揮されているようです。
「気がつけば奥付眺める美容院」ストライプ・シャツ
「趣味の本読みつつよぎるこれ何類」分子(ぶんこ)
「立ち読み中ふと分類を考えている」えだまめ
「バスを待つ行き先見ながら地理区分」国内限定
本以外の分類もするようになって、やっと一人前!?
「値段より誤植気になる「ぶましめじ」」本日特売
「映画館字幕見ながらワカチする」だれぱんだ
スーパーだって映画館だって、そこに文字がある限り。
「「仁」ってメグミとよむのかジンでなく」ドラマ好き
「プレーより読み方気になる新人選手」ママチャリ1号
ですから、難しいお名前にはぜひルビを!
「「図書館」て名前に付くけど会社です」職業=会社員
「言ったでしょ。AV(アダルトビデオ)は置いてない」図書館だから!!
「MARCです。お願い、MARKと呼ばないで」AnnじゃなくてAnne
「「目録」を商品リストと間違われ」似てるけど違うんです
お友達にも多々誤解を受けるデータ部員。AVはAudio Visualを略した部署名で、MARCはMAchine‐Readable Catalogingで、カタログだけどデパートでは買えないんです!(力説)
それでは最後に、ブログ担当メンバーが独断と偏見で選んだ花丸3作品を再度ご紹介します。
・「あとがきに家族愛知る学術書」まな亭
学術書の謝辞ウオッチャーが、これから増えそうな予感
・「言ったでしょ。AV(アダルトビデオ)は置いてない」図書館だから!!
社外で部署名を言いづらいのがなやましい
・「バスを待つ行き先見ながら地理区分」国内限定
旅に出ても、やっぱり気になってしまうんです
以上、3週にわたって、データ部川柳をお届けしてきました。いかがでしたでしょうか。目録を作る上での「あるある」にうなずいていただけましたか?
コメント (1)
プライベートで出会った本の分類はやっぱり気になりますよね!!
時には、「うわぁ、この本を分類した人、きっと悩んだだろうなー」なんて勝手に同情してしまったりして。
「バスを待つ……」の句、旅情が感じられて素敵ですね。
私はスーパーの青果売り場にいると、心の中で地名細目をくっつけたくなります。「キウイフルーツ-ニュージーランド」とか「みょうが-高知県」とか。
投稿者: 7類が好き | 2014年9月 2日 00:07
日時: 2014年9月 2日 00:07