録音資料 CDの発売年ってどこから採用するかご存知ですか?
たいていは、容器裏か帯そでにある、13・9・11というような□の中の数字からとっています。左から年・月・日で、270D01のタグに年・月から、2013.9の形で入力しています。
また、ごくたまにコード化されている発売年は、C.12.25 → 1990.12のように西暦に置き換えています。
ただ、情報源にちゃんと書いてない時も多く、その時は、下記のような所から採用しています。
メーカー等からの情報から判明した年・月を〔 〕付きで入力
例 〔2013.9〕。
〔 〕は現物に書かれていない情報を補記した場合につけています。
メーカー等からの情報も手に入らないときは、発売年に準じたものとして、著作権表年のcや原盤権表示のp(両方とも○で囲まれています)に続いて表示されている年月からcやpのあとにつなげて入力。
例 c2013.9。
ちなみに、洋盤には13・9・11(66・1・11)のように通常の発売年の後ろの( )の中に年月日が入っていることがあります。日本レコード協会のHPによると、後ろの( )内は世界最初の発売日だそうです。上記の発売年はデューク・エリントンのアルバムのものですが、1966なんて、まだアナログのレコードだった頃ですよね。こんなに長く愛されているんですね。
では、映像資料はどうでしょう?
映像資料には、発売年 270D01と製作年 270G01のタグがあります。
270D01には、図書館向けのDVDの発売開始年月を入れています。ですので、場合によっては現物に書かれている発売年月の表示とずれてしまうこともあります。そういう時も〔 〕をつけて入力します。また、
270G01には本国で作品が製作された年を入力しています。
例えば、話題の「アナと雪の女王」は、日本では2014年3月公開、2014年7月一般向けDVD発売でしたが、MARCでは、
270D01 〔2014.10〕
270G01 2013
となります。
もうすぐ図書館向けのDVDも発売ですね。