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数字のルール

こんにちは、原田です。
新刊目録から典拠へ異動いたしました。
人名について勉強する毎日です。

月末にお届けする「MARCや検索の話」。
今回はMARCに現れる数字にフォーカスします。


日本語の図書は、数字の表記も様々です。
アラビア数字、漢数字、ローマ数字...。
目録上のルールを少しご紹介しましょう。

まず、<巻次>は、すべてアラビア数字にして入力します。
図書の情報源がぜんぶ漢数字でも、アラビア数字になります。
<版表示>の「第二版」「第三版」も、情報源の表示にかかわらず、
「第2版」「第3版」と入力します。

これは「日本目録規則 1987年版 改訂3版」
第2章(2.0.6.4)に、基づいています。

...引用...
2.0.6.4(数字の記録)タイトルと責任表示に関する事項においては,
数字はそのままの形で転記する。その他の書誌的事項においては,
数量とか順序などを示す数字はアラビア数字とする。ただし,識別の
ために二様以上の数字を用いる必要のあるときは,そのままの形で記録する。
...引用終わり...


では、<タイトル>は、どうなるのでしょうか?
タイトル中の漢数字は、そのままです。
アラビア数字に置き換えません。
上記の規則の、最初の部分に当てはまります。

しかし、けっこうよくあるのが、こんなケース。
一冊の図書の中で、情報源によって、タテ書きのところは漢数字、
ヨコ書きのところはアラビア数字...。
この場合、情報源に一か所でもアラビア数字の表記があれば、
アラビア数字を採用します。

...例...
背「五十年史」
奥付「50年史」
→ タイトル「50年史」


ローマ数字も漢数字と同じように、原則として使用しません。
でも「数学Ⅰ」のように、固有のものとして定着している場合は、
ローマ数字をそのまま転記しています。


数字の記録ひとつにも細かなルールがたくさんあります。
図書の情報を正確にあるがままに伝える、
同時に検索のしやすさも考える、
そういう目的があって、できたのだなあと感じます。

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