データ部学術情報ソリューション(AS)の横松です。
本日より全3回でいつものデータ部とは少し違ったデータ部の仕事についてご紹介したいと思います。
さてさっそくですが、ADEACってご存知でしょうか。
ADEACとは自治体史や歴史資料をデジタル化し、インターネット上で検索・閲覧を行うためのプラットフォームシステムのこと。
この説明だと何のことやらピンとこない方もいらっしゃるかも知れませんが、まずは今すぐネットで検索!検索画面で「ADEAC」と入力してみて下さい。
検索上位に「ADEAC(アデアック):歴史資料検索閲覧システム」というサイトが出てくるはずです。
実際に見ていただけるとおわかりになるかと思いますが、いろいろな資料が公開されています。
浮世絵、地図、絵図、郷土史、その他いろいろと、普段は図書館や博物館にあって観に行かないと閲覧することができないような貴重な歴史資料や郷土史料をインターネット上で公開してご自宅からでも見ていただけるシステムがADEACです。
現在は16の機関のさまざまな史資料が掲載されています。
閲覧はすべて無料!ダウンロードや会員登録なども一切必要ありません。
あなたはただインターネットで「ADEAC」と検索すればよいだけ!
と、ますます「データ部と一体何が関係あるの?」という話になってきましたが、
実はADEACに掲載されている史資料のデータを作成しているのがデータ部学術情報ソリューション(AS)なのです。
ASの一般的な仕事は図書館からお預かりした資料のMARCを作ることです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
しかしその一方でADEACのデータも作っています。
ADEACに掲載する史資料の目録の作成を筆頭に、本文テキストや目次、各自治体のトップ画面、
そして高精細画像が閲覧できるビューアまで学術情報ソリューション内で作成しております。
では、実際にASの中でADEACのデータ作成作業とはどんなことをしているのか、次回につづきます。
次回の更新は10月27日(月)の予定です。