12月木曜は「方言」がテーマです。
東京の東の端っこ生まれの私。江戸っ子とも言えないあたりで、方言とは無縁に育ちました。方言に憧れ、ついでに雅な暮らしに憧れた私が大学時代を過ごしたのが「京都」。
下宿先の大家さんにご挨拶した際「東京の人は「じゃん」ていわはるんやね」と言われ、「それは横浜じゃん!にしても「いわはる」って雅な響き」とうっとりと思い、京都弁習得を目指した4年間。ほぼ身につかないまま東に戻り...現在に至ります。
それでも「マクド(マクドナルド)」「◯回生(学年を回と呼ぶ)」は気づくと使います。
また「~だっちゃ(鳥取)」「じゃけ~(おおっ「仁義なき戦い」!(広島))」など、どちらかというと西日本が多い同級生たちの何気ない話言葉は今もよく思い出します。
ものもらいになった時「あ、めいぼやね」「めばちこか」と言われたことも忘れられません。
めいぼ=目のいぼ、確かにわかりやすい。
ものもらいは地域ごとの呼び名があり京都や滋賀は「めいぼ」、大阪等他の関西圏は「めばちこ」が多いようです。他にも「めっば(北海道)」「ばか(宮城県)」「おひめさん(熊本県)」などと呼ばれているとか。誰もがよくかかるものだから呼びやすい名前が付いているのでしょうね。
目が疲れるとかかるものもらい。そろそろ年末、一年分の疲れからかまぶたがゴロゴロ重たくなってきました。めいぼにもめばちこにもばかにもならずに元気に一年を締めくくれますように。