こんにちは。
新刊目録の山崎です。
2月の木曜日のテーマはイギリスです。
イギリスを代表するコメディといえばモンティパイソン。
テレビ番組「Monty Python's Flying Circus」は、1969~74年にイギリスで放送されました。日本での放送は1976~77年。
「死んだオウム」や「スパム(「スパムメール」の由来だとか)」「シリーウォーク」「スペインの宗教裁判」など、有名なスケッチ(コント)がたくさんあります。
私のお気に入りは「ブラックメール(脅迫)」。視聴者の秘密を勝手にばらしてしまうテレビ番組、という設定なのですが、ほんとにブラック。
「15ポンド払わないと、あなたの愛人の名前を公表しちゃいますよ」と、素敵な笑顔で言うマイケル・ペイリンの爽やかさと、やってることのギャップに笑ってしまいます。
「Always Look on the Bright Side of Life」という曲も有名です。
スポーツブランドのTVCMで使われていたので、モンティパイソンは知らないけど曲は聴いたことがある、という人は多いかも。
口笛を吹きながら「いつも人生の明るい面を見ていよう」と歌うこの曲は、もともとは映画「Monty Python's Life of Brian」で使われたものです。
映画のラスト、磔にされる主人公に向かって、一緒に磔にされている囚人たちが歌うのがこの曲。なので「死の明るい面を見よう。最期の一息を吸うそのときでも。」なんて歌詞もあるのです。
磔になっている大勢の囚人たちが「前向きでいようよ」と大合唱しながら終わるエンディングは、ちょっとすごいです。