« 「年鑑・白書をもれなく探す」~MARCで探そうQ&A ダイジェスト 第2回~ | メイン | きょうのデータ部(3/11) »

象フィーバー!


本日は「週刊新刊全点案内」1905号の発行日です。
掲載件数は1431件でした。

*こんな本がありました*

享保十四年、象、江戸へゆく

和田実(著)
岩田書院(2015.2)

長崎に到着した象が江戸の将軍に献上されることになったものの、遠路の船旅は向いていないとして2カ月以上の陸路の旅となりました。世話をするための隊列が組まれ、沿道の人々は興味津々。ただし、大切な象に事故があってはいけないと「見物するのはかまわないが家の中から静かに見るように」といった細かいお触れがでたようです。京都のお公家さま達は象を見たおどろきを和歌に詠んでいて、珍獣に夢中になるのは昔の人も現代人も同じです。


珍獣といえば、私は小学生の頃、初来日したパンダに夢中になり、パンダのイラストを描きまくり、文房具はパンダグッズ。ようやく、初めて見たパンダは、後ろを向いてじっと寝ていました...。きっと、江戸時代でも、象のお尻しか見えなかった人、いたでしょうね。
ちなみにいま気になっているのは、競走馬の「ブチコ」です。

(おまけ)
この本の出版社・岩田書院のHPでは、社長さんのコメント「新刊ニュースの裏だより」が面白く、小さな出版社の様子が知りたい方は必見です。このコメントを集めた本も出ています。


コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年7月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク