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象フィーバー!


本日は「週刊新刊全点案内」1905号の発行日です。
掲載件数は1431件でした。

*こんな本がありました*

享保十四年、象、江戸へゆく

和田実(著)
岩田書院(2015.2)

長崎に到着した象が江戸の将軍に献上されることになったものの、遠路の船旅は向いていないとして2カ月以上の陸路の旅となりました。世話をするための隊列が組まれ、沿道の人々は興味津々。ただし、大切な象に事故があってはいけないと「見物するのはかまわないが家の中から静かに見るように」といった細かいお触れがでたようです。京都のお公家さま達は象を見たおどろきを和歌に詠んでいて、珍獣に夢中になるのは昔の人も現代人も同じです。


珍獣といえば、私は小学生の頃、初来日したパンダに夢中になり、パンダのイラストを描きまくり、文房具はパンダグッズ。ようやく、初めて見たパンダは、後ろを向いてじっと寝ていました...。きっと、江戸時代でも、象のお尻しか見えなかった人、いたでしょうね。
ちなみにいま気になっているのは、競走馬の「ブチコ」です。

(おまけ)
この本の出版社・岩田書院のHPでは、社長さんのコメント「新刊ニュースの裏だより」が面白く、小さな出版社の様子が知りたい方は必見です。このコメントを集めた本も出ています。


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