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れんけつがっちんこ

今月の木曜ブログテーマは『鉄道』、本日最終回です。


鉄道で私が思い浮かぶのは家にある数々のおもちゃです。
木製レールに磁石で連結する電車。プラレールにNゲージなどなど。一体家にはどれだけのレールと電車があることやら。


長男は電車が大好きな幼児でした。保育園に入った1歳児の頃、夕方迎えにいくと決まって、木製レールを組み立てた部屋で寝っ転がっていました。もしかして眠っちゃった?と先生に聞くと、「あれ、遊んでるんですよ」。レールと高さを合わせるため、床に寝っ転がって電車を見ていたのです。初めて見たときは軽く衝撃でした。しかし試しに自分でもやってみると、成程それなりに臨場感がありました。ちなみに標題の「れんけつがっちんこ」は、当時、長男が呼んでいた電車の連結部分。とにかく電車は連結が重要だったようで、喋る語彙も少ないうちから「れんけつがっちんこ」を連発していました。

長男は電車動かさない派。レールパーツをつないで線路を作ると、緩衝材の白いふわふわやティッシュをちぎったものを撒き散らして雪と言ったり、ミニ東京タワーや飛行機、祖父から奪った姫路城のミニチュア、踏切やトンネルにミニカー、レゴブロックの動物フィギュア等々、いろいろ配置して、シーンを作るのに凝っていました。シーンなので(?)電車や車を走らせると怒られました。ウルトラマンの怪獣が電車を襲っていたこともあったっけ。

次男は電車動かす派。電車は動いてないと!イヤらしく、スイッチを何台も入れるのですが、すぐ他のもので遊び出します。電池がもったいないので「そろそろ...」と消すと、音で気づいて、必ずつけに行くのです。そしてまた別のもので遊び、の繰り返し。脱線してどこにいったかわからなくなり、音を頼りに探すとソファーの下で壁にぶつかってたということもよくありました。


よく読んだ絵本を思い出すと・・・

通った耳鼻科にあって毎回必ず読んでいたのは、

でんしゃ

バイロン・バートン(さくえ)こじま まもる(やく)
金の星社(1992.5)


図書館で何度も何度も借りた、

小さなきかんしゃ

グレアム・グリーン(文)エドワード・アーディゾーニ(絵)阿川 弘之(訳)
文化出版局(1977)


急行「北極号」

C.V.オールズバーグ(絵と文)村上春樹(訳)
あすなろ書房(2003.11)


彼らはもう大きくなって、電車のおもちゃで遊ぶことはほとんどなくなってしまいました。思い起こすと、何度も借りて読んであげた本は私にとっても思い出深いものがあります。
今さらだけど、やっぱり買って家に置いておこうかな。

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