本日は「週刊新刊全点案内」1917号の発行日です。
掲載件数は1216件でした。
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毎日MARCを作っていると、
「データ部にいなければ、人生でこのような本のページをめくることは無かったかもしれないなあ」
と思うことはしばしば。
毎日、自分にとって新しい世界を垣間見ています。
そんな本の筆頭にあげられるのは、医学書。
図書館や本屋さんでも、なかなか立ち寄って見ることのない分野の本です。
私は医者でも医学生でもないし...
(内臓などの写真があまり得意ではないし...)
しかし。1917号の中に気になる医学書を見つけてしまいました。
「歯牙破折の分類・診査・診断・マネージメント
世界の標準的なガイドラインと歯内療法専門医の臨床から学ぶ」
尾上 正治 ・ 清水 花織 ・ 李 光純(著)
垂直性・水平性歯牙破折の分類を明確にして具体的な症例を解説とともに多数掲載した本です。
なぜこの本が目に留まったか。
昨年秋に親知らずを一本抜きました。
その時に記念にもらった自分の親知らずの割れ方に
よく似た歯の写真が、掲載されていたのです。
あの時の痛み・違和感・食べたいものをガツガツ食べられないもどかしさ
が、一気によみがえってきたのでした。
そうなると「歯牙破折」にもなんとなく興味が湧いてきます。
私の親知らずは、抜くときに止む無く割った(割られた)けれど、
まだ生えている状態の歯が割れてしまったら...云々、いろいろと考えてしまいました。
こんな出会いがあるので、MARC作成はいつも刺激的。
私の左顎には、もう一本の親知らずが残っています。はてさて、いつ抜けることやら...
(ちなみに6/4日は「虫歯の日」だったようです。みなさまどうぞ歯を大切に。)