今日は「週刊新刊全点案内」1928号の発行日です。
件数は1413件でした。
*こんな本がありました*
「顔ハメ看板ハマり道」
自由国民社(2015.8)
小中学生の夏休みもとうとう終わってしまいましたね。今日が始業式というお子さんも多いのではないでしょうか。夏休み中、出かけた先で顔ハメ看板に顔をハメて記念写真を撮りませんでしたか? 看板に穴があいていて、そこから顔を出して写真が撮れるあれです。私の携帯にもふくろうやかえるになった子どもの写真が夏の思い出として保存されています。
穴があるとつい顔を出したくなるものです。しかし、どのようにはまるかまでは考えません。この本の著者(肩書きは「顔ハメ看板ニスト」)は、顔や首の角度が看板の絵柄にしっくりハマるよう絶妙に傾けてシャッターを切るのです。しかも、真顔で。一度見たら目が離せなくなってしまいました。
顔ハメ看板は穴に顔をハメるものだけではなく、看板を自分でもって顔を載せるタイプや顔以外も出すタイプ、開閉式、リバーシブルなど、いろいろな種類のものがあるそうで。そして看板の裏側に見える歴史と物語...奥が深い。今度顔ハメ看板に出会ったら、見方がちょっと変わりそうです。
こちらの本の件名は「看板-写真集」。ちょうど1928号にもう1冊、同じ件名を持つ本がありました。
普段はほとんど気にしないで通り過ぎてしまう看板。雨も上がったようですし、今日は看板を探しながらゆっくり帰ってみようかと思います。