本日は「週刊新刊全点案内」1939号の発行日です。
掲載件数は1220件でした。
*こんな本がありました*
アンペルマンをご存じですか?
マーベルコミックのアントマンではありません...。
もしかしたら、ドイツに旅行したことのある人は知っているかも。
郁文堂(2015.11)
アンペルマンとは、東ドイツで生まれた歩行者用信号標識のこと。
赤信号だと止まっている人のかたち、青信号だと歩いている人のかたちをしているアレですね。
ドイツでは、信号機のことをアンペルと言うそうです。
日本だとわりとシンプルな人の形ですが、アンペルマンはつばのついた帽子をかぶっているちょっと太めの男性。
東西ドイツ統一後、あわや撤去されかけていたアンペルマンですが、その愛らしく親しみやすいフォルムがとあるデザイナーの目にとまり、キャラクターとして人気を博していくまでの数奇な運命が描かれています。
巻末に、世界各国の信号機が掲載されているのですが、やはりアンペルマンが飛びぬけてユニーク。
でもよく見てみると、日本の信号機の人も帽子をかぶっている!
う~ん...毎日見ているはずなのに、全然気づきませんでした...。
オランダのユトレヒトにはミッフィー信号があるそうですし、日本でもいろんなキャラクターの信号機が誕生すると楽しそうですね。