4月から障害者差別解消法が施行されましたね。ここ1.2年データを入力していても、バリアフリー対応作品などと書かれているものが、だんだん多くなってきました。ところで、このDVDでの、バリアフリーってご存知でしたか?
◆バリアフリー字幕ってなに?
聴覚に障害を持つ方が、映画等を楽しめるように、セリフ部分だけでなく、使われている音に関して入れられた字幕のことです。話している人の名前や、泣く、笑うなどの感情を表す音、靴音などの人が立てる音、雨や風の音などの背景や、BGMがあることを、字幕であらわしています。
◆音声ガイドってなに?
視力に障害を持つ方が、映画等を楽しめるように、画面に映り、セリフでは表しきれていないものを解説する音声のことです。例えば、その場面の説明や、登場人物の動作や表情などを音声であらわしています。
◆誰にでも使えるの?
バリアフリー字幕も、音声ガイドも大部分のものは、設定でON/OFFできます。また、この機能をそのまま使えば、一般の方にとっても聞き取れなかったこと、見ていても気づいていなかったことがわかる効果もあります。
ただし、一部には、ON/OFFの切り替え機能がなく、映像を再生すると、字幕・音声が合わせて対応するものもあります。例えば、「5等になりたい。」(11901049)、「もも子 かえるの歌がきこえるよ。」(11901050)、
「十五少年漂流記 瞳のなかの少年」(11901051)のバリアフリー版。これは、字幕・音声もなかったオリジナル映画にDVD化の段階で特別に編集・収録されたものです。
また、バリアフリー版&(字幕なし)オリジナル版がセットとなって 販売しているDVDもあります。これには「雪渡り」(08911032、08911033)、
「猫の事務所」(08911038、08911039)などがあります。
少しはイメージがつかめたのでしょうか?
そうそう、まだ数は少ないですが、バリアフリー字幕や音声ガイドがあって、上映権付きとのDVDもあるみたいですよ。探してみてくださいね。
次回は検索の仕方について紹介します。