本日は「週刊新刊全点案内」1976号の発行日です。
掲載件数は1001件でした。
*こんな本がありました*
「偶然短歌」
偶然短歌とは、ウィキペディアの文章の中で、偶然に短歌のリズム(5・7・5・7・7)になっているものをプログラムで見つけ出したものだそうです。
いくつか紹介してみましょう。
「フクロウが鳴くと明日は晴れるので洗濯物を干せという意味」
「空洞になっているため、大きさを支えきれずに壊れてしまう」
「小説を書き始めるが、そのことで、大事なものを失っていく」
ウィキペディアの文章なので本来は単なる解説文のはず。それを機械的に抽出したものが、なぜこんなに意味深長なのでしょうか。
3つめの偶然短歌なんて、ここから作者の苦悩の物語が始まっていきそうです...。
自分でも文章を書いて気が付くと5・7・5調に偶然なった、ということがあります。やはり5・7・5(7・7)のリズムは日本人に心地よいものなのでしょうか。